AIって何だろう?身近な例で楽しく学ぼう!
みなさん、こんにちは!
AI初心者講座(全10回)シリーズへようこそ。このシリーズでは、私たちの暮らしをどんどん便利にしている「AI(人工知能)」について、楽しく分かりやすく学んでいきます。
なぜこの講座を始めたの?
最近、「AI」という言葉をよく耳にしますよね。スマートフォンやパソコン、家電製品など、AIは私たちの身の回りで活用されています。でも「AI」と聞くと、ちょっと難しそう…と感じる人も多いのではないでしょうか。
そこでこの講座では、小学生から大人まで、誰もが理解できるように、身近な例を使ってAIの基本的な知識を説明します。AIを学ぶことで、私たちの生活がどう変わるのか、どう付き合っていけばいいのかを一緒に考えていきましょう。
【第10回シリーズの内容紹介】
- AIとは何か?身近な例で理解しよう
- AIの種類と基本的な仕組み
- 文章作成AI:文章生成や翻訳を体験しよう
- 画像生成AI:簡単にイラストや写真を作ってみよう
- ChatGPTと話そう!誰でも簡単ChatGPTの始め方
- 音楽生成AI:オリジナル曲を作ろう!
- AIで情報を探す:効率よく調べものをしよう
- 30秒で憧れのYouTuberに!?
- 無料で簡単!将棋×AIで自分だけのゲームを作ろう
この講座の特徴
- 無料で学べる:気軽にAIの知識やスキルを身につけることができます。
- 実践的な内容: 実際に使えるAIツールを紹介します。
- 段階的な学習: 基礎から応用まで、順を追って学べます。
- 安全性への配慮: AIの適切な使い方や注意点もしっかり学びます。
AIの世界は想像以上に面白く、可能性に満ちています。この講座を通じて、AIへの理解を深め、日常生活でも活用できるようになりましょう。
それでは、第1回「AIとは何か?身近な例で理解しよう」をスタートします!
今日は、私たちの生活をますます便利にしている「AI(人工知能)」について、わかりやすくお話しします。難しそうに聞こえるAIですが、実は身近なところでたくさん使われているんです。
AIってどんなもの?
AIは、人間のように「考える」ことができるコンピューターのプログラムです。人間が行うような判断や作業を、機械が代わりにやってくれるんですね。AIの基本的な仕組みは、たくさんの情報を見て、そこから法則やコツを見つけ出すことです。この法則やコツを使って、新しい状況に対応したり、これから起こることを予想したりします。(これを機械学習と呼びます。)
では、具体的にどんなものがあるのか見ていきましょう!
1. Google レンズ – 写真を撮るだけで情報ゲット!
Google レンズは、スマートフォンのカメラを使って、写真を撮るだけで様々な情報を教えてくれるすごい機能です。
例えば:
- 公園で見つけた珍しい花の名前を知りたい
- 外国旅行で見かけた看板の意味を知りたい
- 気になる商品の値段を調べたい
こんな時に、写真を撮ってGoogle レンズにお願いすれば、AIがパパッと調べて答えを教えてくれます。まるで、頭のいい友達がそばにいるみたい!
Google レンズの仕組み
- カメラで対象物を撮影
- AIが画像を見て、特徴を探す
- たくさんの写真が入った本棚から似ている写真を探す
- 最も近い結果を教えてくれる
例えば、ある花の写真を撮ったとします。AIは花びらの形、色、葉の特徴などを見て、たくさんの花の写真の中から最も似ている花を探し出します。そして、「これはバラです」といった結果を教えてくれるんです。
Google レンズの使い方
- スマートフォンで「Google」アプリを開きます。
- 画面下の「レンズ」アイコン(カメラのマーク)をタップします。
- 調べたいものにカメラを向けます。
- 画面に表示される青い点をタップするか、シャッターボタンを押して写真を撮ります。
- AIが写真を分析し、結果を画面に表示します。
実際に使ってみよう!
例えば、今使ってる商品名がわからない場合、Google レンズで写真を撮ってみてください。AIが看板の写真を認識して、教えてくれます。
2. Google アシスタント – 話しかけるだけでいろいろできちゃう!
[Google アシスタントのイメージ画像]
Google アシスタントは、声で操作できるAIのお手伝いさんです。スマートフォンやスマートスピーカーに話しかけるだけで、いろんなことをお願いできます。
できることの例:
- 「今日の天気は?」→ その日の天気予報を教えてくれる
- 「3時間後にアラームをセットして」→ アラームを設定してくれる
- 「おいしいラーメン屋さんを探して」→ 近くのおすすめ店を教えてくれる
人間の言葉を理解して、適切な返事や行動をしてくれるんです。すごいでしょ?
Google アシスタントの仕組み
- 声を聞き取る:話した言葉を文字に変える
- 言葉の意味を理解する:何をお願いしているのかを把握
- お願いを実行する:必要な情報を探したり、機能を動かしたりする
- 答えを話す:結果を音声で教えてくれる
例えば、「明日の東京の天気は?」と聞くと、AIはこの質問から「天気」「明日」「東京」という大事な言葉を見つけ出します。そして天気予報の情報を探して、「明日の東京は晴れで、最高気温は25度です」といった具合に答えてくれるんです。
Google アシスタントの使い方
- 声で起動する方法
- 「OK Google」または「Hey Google」と話しかけます。
- スマートフォンがこの声を認識すると、Google アシスタントが起動します。
- ボタンで起動する方法
- Android スマートフォンの場合:
- 画面下部の中央にある丸いボタン(ホームボタン)を長押しします。
- 新しい機種では、画面の角から中央に向かって斜めにスワイプすることで起動できます。
- iPhone の場合:
- Google アプリをダウンロードし、開きます。
- 画面下部にあるマイクのアイコンをタップします。
- 「Google」アプリから起動する方法
- スマートフォンで「Google」アプリを開きます。
- 画面下部にあるマイクのアイコンをタップします。
- Google アシスタントが起動したら、聞きたいことや頼みたいことを話しかけます。
- アシスタントが返事をしたり、指示した操作をしたりします。
実際に使ってみよう!
例えば、「OK Google、明日の東京の天気を教えて」と話しかけてみてください。Google アシスタントが明日の東京の天気予報を教えてくれますよ。まるで、天気予報士さんがそばにいるみたい!
AIのすごいところ
AIの特徴は、たくさんの情報(データ)をすごく速く調べられることです。例えば、Google レンズなら、一瞬で何百万枚もの写真と比べて、撮影した花の名前を見つけ出せます。人間だと何時間もかかっちゃいますよね。
また、AIはどんどん賢くなる力も持っています。使えば使うほど、より正確な情報を教えてくれるようになります。これを「機械学習」と言います。例えば、Google アシスタントは、あなたの話し方や好みを覚えて、だんだんとより自然におしゃべりできるようになっていくんです。
AIの活用例をもっと見てみよう
AIは他にもたくさんの場面で使われています。いくつか例を挙げてみましょう。
- 音楽を聴くサービス:あなたの好きな音楽を覚えて、新しい曲をおすすめしてくれます。
- ネットでお買い物:過去に買ったものを記憶して、あなたが興味を持ちそうな商品を教えてくれます。
- 賢い家電:使い方を覚えて、ちょうどいい温度に自動で調整したり、電気を節約したりします。
- 言葉の通訳:いろんな国の言葉の特徴を学んで、より自然な訳し方を教えてくれます。
AIと上手に付き合うには?
AIはとても便利ですが、使う時は少し注意が必要です。
- 大切な情報の管理:AIに教える情報は、本当に必要なものだけにしましょう。
- 答えの確認:AIの言うことをうのみにせず、必要なら人間が確かめることも大切です。
- AIに頼りすぎない:便利だからといって、すべてAIに任せるのではなく、自分で考える力も大切にしましょう。
まとめ
いかがでしたか?身近なところで活躍しているAIの例を見てきました。AIは難しいものじゃなく、私たちの生活をより便利で楽しいものにしてくれる味方なんです。
これからも、新しいAI技術がどんどん登場してくるでしょう。例えば、運転手さんのいない車や、もっと上手に言葉を訳してくれる機械など、私たちの生活をさらに変える可能性を秘めています。楽しみですね!
みなさんも、日常生活の中でAIを見つけてみてください。きっと、今までとは違った目線で世界を見られるはずです。AIと上手に付き合いながら、より豊かな生活を送れるといいですね。
皆さんの周りにあるAI技術、見つけられましたか?他にも面白い例があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。AIについてもっと詳しく知りたい方は、次回の記事もお楽しみに!
次回:【第二回】AIの種類と基本的な仕組み
次回は、AIの種類と基本的な仕組みについて、もっと詳しく学んでいきます。難しそうに聞こえるかもしれませんが、できるだけわかりやすく説明しますので、ぜひお楽しみに!
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