簡単にイラストや写真を作ってみよう
みなさん、こんにちは!今回は、最近話題の「画像生成AI」について学び、実際に体験してみましょう。言葉だけで絵を描けるなんて、まるで魔法みたいですよね。
画像生成AIって何?
画像生成AIは、文章や言葉の説明を基に、イラストや写真のような画像を作り出すAIのことです。例えば、「満月の夜に飛ぶ魔女」と入力すると、その様子を描いた画像を生成してくれます。
[画像を生成するAIのイメージイラスト]
画像生成AIを体験してみよう
今回は、誰でも簡単に使える無料の画像生成AIサービスを紹介します。アカウント登録不要で、すぐに試せるものを選びました。
使い方
- まず、第3回で紹介したDeepL翻訳を開きます。DeepL翻訳の使い方については、第3回の記事を参考にしてください。
- DeepL翻訳の左側のボックスに日本語で作りたい画像の説明を入力します。
- 右側に表示される英語の翻訳をコピーします。
- 次に、ブラウザで新しいタブを開き、Craiyon(https://www.craiyon.com)にアクセスします。
- Craiyonの画面中央の入力欄に、コピーした英語の説明を貼り付けます。
- 「Draw」ボタンをクリックします。
- AIが画像を生成するのを待ちます(1〜2分程度かかることがあります)。
- 生成された9枚の画像が表示されます。
体験例
以下のような説明文を入力して、画像を生成してみましょう:
- 「虹色の羽を持つ不思議な鳥」
- 「満月の夜、海辺に立つ侍」
- 「未来都市の空飛ぶ車」
これらの日本語の説明文を、まずDeepL翻訳で英語に変換してから、Craiyonに入力してください。翻訳の詳しい方法は、第3回の記事を参照してください。
この方法を使えば、日本語で考えた内容を簡単に英語に翻訳し、Craiyonで画像生成ができます。自分の言葉でイメージを表現し、それが絵になる過程を楽しんでください。
[生成された画像の例]
画像生成AIのすごいところ
- 創造性の刺激: 思いもよらない画像が生成され、新しいアイデアが生まれることも。
- 素早い視覚化: 頭の中のイメージを素早く形にできます。
- 言語の壁を越える: 言葉で説明さえできれば、絵心がなくても画像が作れます。
- 多様性: 同じ説明文でも、毎回少しずつ違う画像が生成されます。
気をつけるべきこと
- 著作権: 生成された画像の著作権には注意が必要です。商用利用の際は特に気をつけましょう。
- 不適切な内容: AIが予期せぬ不適切な画像を生成することもあります。公共の場での使用には注意が必要です。
- 現実との差: 生成された画像は完璧ではありません。人物の手や顔に違和感があることも。
- 依存しすぎない: AIに頼りすぎず、自分で描く楽しさも大切にしましょう。
画像生成AIの活用例
- アイデアの視覚化: 商品デザインや広告のラフ案作成に。
- 創作活動: 小説や漫画のイメージ画作り、ゲームのキャラクターデザインに。
- 教育: 抽象的な概念を視覚化して理解を深める。
- インテリアデザイン: 部屋のイメージを手軽に作成。
画像生成AIの仕組み
画像生成AIは、大量の画像データと、それに対応する説明文を学習しています。例えば、「猫」という言葉と、実際の猫の画像を何百万枚も見て学習します。
その結果、「茶色い毛の長い猫」と入力されると、学習した情報を組み合わせて新しい画像を作り出すのです。これは、人間が想像して絵を描くのと少し似ています。
チャレンジしてみよう!
さあ、実際に画像生成AIを使ってみましょう。面白い説明文を考えて、どんな画像が生成されるか試してみてください。例えば:
- 「ピザを食べるペンギン」
- 「月面でサッカーをする宇宙飛行士」
- 「本の中から飛び出す妖精」
自分だけのユニークな世界を作り出せるかもしれません。家族や友達と一緒に楽しんでみるのも良いですね。
まとめ
画像生成AIは、私たちの想像力を形にする新しいツールです。簡単に素敵な画像が作れる一方で、使い方には注意も必要です。AIと上手に付き合いながら、自分の創造力も磨いていけると良いですね。
みなさんも、日常生活の中でAIを活用してみてください。きっと、新しい発見や可能性が広がるはずです!
次回:【第5回】AIと会話:対話型AIと話してみよう
次回は、話題の対話型AI「ChatGPT」を体験します。このAIは様々な質問に答えたり、アイデアを提案したりできます。歴史、科学、創作、プログラミング、料理など、幅広い話題に対応します。
AIとの対話で何ができるのか、どんな可能性があるのか、一緒に探ってみましょう。あなたならAIに何を聞いてみたいですか?次回をお楽しみに!
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